睡眠時無呼吸症候群/禁煙外来

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群 (Sleep Apnea Syndrome:SAS)は、夜寝ている間に呼吸が止まったり(無呼吸)、気道の空気の流れが悪くなったりする(低呼吸)疾患です。 その結果、日中の眠気や集中力の低下を引き起こし、日常生活にさまざまな支障をきたします。かつては運転手さんが事故を起こしたりすることで社会問題になりました。近年は患者数が増え、さまざまな病気との関連が話題になってきています。
ご自宅で最初に気付く症状は「いびき」で、SASの特徴の1つです。いびきと無呼吸は相関しており、いびきが起きているときは無呼吸が起きています。病院を受診してその頻度や、治療の適応があるかなどの程度を調べることができます。

SASの怖い影響 ~発見が遅れると危険~

SASは高血圧、心疾患、糖尿病、脳卒中などの発症と密接に関連していることが欧米諸国の統計で分かってきています。放置すると生命の危機に及ぶこともあると言われています。
日中の眠気が交通事故を引き起こす危険性があり、早期発見と治療がとても重要です。

検査方法
簡易睡眠検査

ご自宅で就寝前に機器を取り付け、睡眠呼吸障害の程度を解析する検査です。
当院では携帯用装置をお渡しし、検査終了後に回収して、検査データを解析した後に、ご説明と治療のアドバイスをおこなっています。
精密検査が必要な場合は、ゆみのハートクリニック(高田馬場)にて行われる1泊検査入院によるPSG検査をご案内することが可能です。

CPAP(シーパップ)療法[経鼻的持続陽圧呼吸療法]

就寝時に鼻マスクを装着する治療法です。一定の圧力の空気を鼻マスクに送り、マスクを介して常に空気を送ることで気道を広げ、無呼吸を防ぎます。今現在、一番に選択することが多い治療法で、降圧(血圧を下げる)効果の報告もあります。

マウスピース

一部の軽症の方にはマウスピースの装着が適した場合もあります。

禁煙外来

喫煙は単なる習慣ではなく、ニコチン依存症という病気であるという判断のもと、2006年からは保険診療で禁煙指導や禁煙補助薬による治療ができるようになりました。たばこの煙には約4000種類以上の化学物質と、約200種類の有害物質が含まれており、強い依存性を持ち血管の収縮悪化を及ぼす「ニコチン」や、多くの発がん性物質が含まれている「タール」、全身の細胞を酸欠状態にする「一酸化炭素」といった3大有害物質が入っています。咳や痰、息切れを起こすCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を引き起こす場合もあります。医師の指導のもと、あきらめずに禁煙に取り組みましょう。

禁煙外来のスケジュール

3カ月で計5回受診していただき、呼気に含まれる一酸化炭素(CO)濃度の測定・禁煙補助薬の処方を行います。3カ月の治療期間を終えた方のうち、多くの方が禁煙に成功しています。医師・看護師が3か月間サポートいたしますので、あきらめずに続けていきましょう。

禁煙治療のお薬

禁煙治療のおくすりはニコチン依存症の治療薬です。
「ニコチネルTTS」(貼り薬)・「チャンピックス」(飲み薬)などがあります。これらの薬には、イライラや集中力の低下などの禁煙後の離脱症状を抑える効果があります。副作用が起こる場合や、一部使用できない方もいらっしゃるため医師の診察が必要です。
当院ではチャンピックスを取り扱っております。

採用情報